スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ペーパーバード  幸せは翼にのって

『ペーパーバード  幸せは翼にのって』 2010年  スペイン  エミリオ・アラゴン監督

原題『PAJAROS DE PAPEL』


512vVuV4cPL.jpg



今回はレビューではなく映画紹介です

とてもとても良い映画でした


スペイン内戦下、マドリード。喜劇役者のホルヘは、苦しい生活ながらも、愛する妻マリアと息子ラファに恵まれ、幸せに暮らしていた。
そんなある日、相方の腹話術師エンリケとの舞台を終えたホルヘは、家に帰る途中に爆撃に遭う。
家へと急ぐと、そこはがれきの山となっており、愛する妻と息子はその下敷きになっていた。内戦がホルヘの全てを奪ってしまった。
深い悲しみとともに、ホルヘはマドリードを離れる。1年後、内戦が終わり劇団に戻ってきたホルヘは、相方のエンリケと再会する。そして、戦争で両親を失いエンリケに引き取られていたミゲルという少年とともに3人で暮らすことになる。
食べることさえままならない厳しい生活の中、何とか飢えをしのぎ、つつましく暮らす3人。
そんな生活の中で、ホルヘは、亡くした息子と同じ年頃のミゲルを、息子を亡くした寂さのままに冷たく突き放してしまうのだった。それでもミゲルは、ホルヘを慕い、必死に芸を覚えようとする。

img_485520_11329727_0.jpg



一方、スペイン内戦終了後、フランコ政権は反体制派に対して厳しい弾圧を行っていた。そして、行方不明になっていた1年間の間に反フランコ政権の襲撃事件に関与したとして、ホルヘは要注意人物としてマークされてしまう。
さらに、軍はホルヘの監視のために、ホルヘとエンリケが所属する劇団にパストールを内偵者として送り込む。
とうのたった歌手のロシオ、メガネなしでは舞台から落ちてしまう一輪車乗りのピサロ、行き場のないダンサーのメルセデス、犬の曲芸の老夫婦、大道具のペドロ。ホルヘとエンリケの所属する劇団には、様々な人々がいる。彼らもまた、貧しいながらも明るさと誇りを失わずに生きている。
ホルヘとエンリケは、そんな彼らともに舞台に立ち、歌や踊りそして笑いで観客たちの心に灯をともしていく。そんなホルヘたちの劇場や巡業先にやって来ては、執拗に反体制派摘発の圧力をかける軍人たち。
彼らの監視におびえるエンリケは、「ここに未来はない」と言い、しきりに海外への脱出を主張するが、ホルヘはそれを断り続ける。やがて首都マドリードを出て、巡業へと旅立つ劇団には、様々な出会いと別れがやって来る。

pajaros_de_papel_2.jpg


歌手のロシオは巡業先の村長と一緒になることを決め引退を決断する。そして、犬を失った夫婦は劇団を離れ、街へと帰っていく。そんな日々の中で、ホルヘはミゲルに喜劇役者としての才能を見出し、芸を教え始める。
ある日、劇場で上映されたニュースフィルムの中に、ミゲルは亡くなったはずの母親の姿を見つける。「ママだ!生きてる!!」と喜ぶミゲルに、「期待するな 見つからないかも。」というホルヘだったが、ミゲルの母親を見つけ出し、ミゲルが折った紙の鳥を手に、1人で会いに行く。しかし彼女は、内戦のショックで息子の記憶を全て失ってしまっていた。
そんな彼女に、ホルヘはミゲルの素質を褒め、自分がミゲルの面倒をみると話す。自分を父親のように慕い、「楽器の弾き方も、手品のタネも、喜劇も、ホルヘから習いたい。」というミゲルを、ホルヘは息子のように思い始めていた。
そして、ミゲルに「いつか、2人だけのネタを作ろう」というホルヘ。ミゲルの存在が、深い悲しみを抱え、生きる希望を失くした彼の心の傷をいつしか癒していたのだった。


PAPEL03.jpg


そんなある日、軍の命令によって、ホルヘたちの劇団は独裁者フランコ総統の前で公演を行うことになる。
そして、いよいよ本番という時、ホルヘを巻き込んだ陰謀が明らかになる。それを知ったホルヘは、ミゲルとエンリケとともに、スペインを出て、ブエノスアイレスへ脱出することをついに決意する。

img_1193978_36472827_3.jpg


ホルヘとミゲルとエンリケ。家族のように過ごしてきた彼らに待ち受ける未来とは―。 (公式サイトより)



ラストシーンは間違いなく涙が出ます
年をとったミゲルが舞台に立っているシーンなのですが・・・
客席のあちらこちらに泣ける要素が散らばっていますのでココ必見です


この作品の監督、エミリオ・アラゴン氏はスペイン人なら知らない人はいないと言われるほど知名度が高い芸能一家の出身だそうな。彼にとってこの作品は映画監督デビュー作品となります。


ホルヘ役のイマノル・アリアス氏
私の好きな監督、アルモドヴァル作品『私の秘密の花』出演

エンリケ役のリュイス・オマール氏
これまたアルモドヴァル作品『抱擁のかけら』出演


やっぱりスペイン映画、大好きです


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは~^^
>それでもミゲルは、ホルヘを慕い・・・
のとこですでに涙腺が緩んだんですけど~;;

No title

ちなっち、おはよー!
いつもいつも素敵な映画紹介ありがとねー!

『ペーパーバード  幸せは翼にのって』
もちろん知らなかったよ・・・
やっぱ、純粋に「泣ける」っていいよね!

Re: No title

Kei♂さま、こんばんは~v-354

ねっ?涙腺緩むでしょ~(泣)
この作品に出ていた俳優さんたちみなさんとっても良かったのですが、このミゲル役の子が泣かせます・・・。
機会があったら是非ともKei♂さんにも見てほしいです!!

いつもいつもコメントありがとう!!
返信遅くなって申し訳ないです・・・ごめんねv-356

Re: No title

武道さま、こんばんは~v-354

この作品は通常のスペイン映画と違い、派手さが無い分泣けます・・・。
それもジワジワきますv-356
時間が長めなので、どうしようもなく退屈な日がありましたら思い出して見て頂けたら嬉しい限りです。

いつもいつもコメントありがとう!!
返信遅くなりがちで申し訳ないです・・・。
プロフィール

ちなじそび

Author:ちなじそび
FC2ブログへようこそ!
私の好きなモノ・・・映画について思いつくまま綴っています。特にヨーロッパ映画、韓国映画が大好き!
独り言もたまに呟きます♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。